クルマdeぐるり関東

さつまいも博2020

 
メインPhoto

どんなイベント?

冬の味覚としてみんなに親しまれている“さつまいも”。そんなさつまいもの魅力を、より多くの人に知ってもらうイベント『さつまいも博2020』が、2020年2月21日〜24日の4日間、さいたまスーパーアリーナのけやきひろばで開催されました。
会場には全国から18軒のやきいもの名店が集まり、来場したお客様の投票でナンバーワンを決める『やきいもグランプリ2020』を開催。来場者は3店舗のやきいもと飲み物又はクリアファイルがセットになった「食べ比べセット(税込800円)」を購入すると投票用のコインが1つもらえ、気に入ったお店に投票することで今年のナンバーワン店舗を決定する、というシステム。また、『日本さつまいもサミット』では、さつまいもの人気を支える5人の生産者と4品種を表彰しました。
ほかにも生産農家や農学博士の山川理氏を招いたトークイベントや、おいもを使ったお子様向けのワークショップなども行われ、春一番の吹いた会場に、大勢のお客様が集まっていました!

阿佐美や【埼玉県・戸田市】

軽トラックによる石やきいもと、リヤカーを使った壺やきいもの販売を行っている、地元埼玉県のやきいもやさんが『阿佐美や』さん。原料のさつまいもは無農薬・減農薬のものにこだわって、戸田市内や北浦和西口商店街などに出店しています。
石やきいもが1本税込300円〜、壺やきいもが1本税込400円〜という価格設定で、特に人気だったのが3〜4種類のやきいもが詰まった「石焼きの食べ比べセット(税込1000円)」。品種ごとの味や食感の違いが楽しめ、多くの人が購入していました!
image

「食べ比べセット(税込1000円)」の一例。石焼きの金時芋・紅はるか・安納芋がセットになって、4〜5人でも十分な量に!

image

壺焼きに使っているのはこの巨大な壺。中にはさつまいもを針金で吊るし、炭を燃やして中までじっくり加熱します。

富の川越いも oimo cafe【埼玉県・三芳町】

「埼玉カフェさんぽ」のコーナーでもご紹介した、三芳町の農家が手掛ける『OIMO cafe』さんも出店。むさしこがねやむさし金時といったホクホク系のほか、シルクスイートやハロウィンスウィートといった最新品種のやきいもも販売しており、焼き上がり待ちの行列ができる人気ぶり。
また、「シルクスイートのポタージュ(税込500円)」は、さつまいもとミルクの優しい甘さが冷えた体に染みわたるような心地よい一杯。添えられたさつまいものチップは、そのまま食べたりポタージュに浸したりして食感の変化を楽しめます。
image

埼玉を代表するむさしこがねのやきいも(税込100円/200グラム)は、ホクホク系でお店でしか味わえない絶妙の焼き加減に!

image

ねっとりとした白いおいもで作った「シルクスイートのポタージュ(税込500円)」は、品切れが発生するほど人気でした。

超蜜やきいもpukupuku【東京都・品川区】

“さつまいもを甘く焼くこと”を10年間に渡って研究した、東京・品川区のお店が『超蜜やきいもpukupuku』です。おいもの身はもちろん、皮までしっとり蜜に浸かったやきいもは、砂糖やハチミツなどの添加物不使用というのが信じられないかも!? ひとつひとつのお芋は、密閉パックに封入された状態で販売されていますので、ご家族やお友達へのおみやげにもピッタリです。
常温でそのままいただくだけでなく、冷凍庫で冷やしてアイス状にしたり、お皿に移してレンジで温めたりしても違った美味しさが楽しめます。
image

密閉パックに入った「超蜜やきいも(税込400円〜)」は、ひげ根を処理してあり、水玉模様のような見た目がかわいいんです。

image

リアルなやきいもの形をしたピアス(税込1800円)や、ブローチ(1000円)の販売も。あふれるやきいも愛をアピール!

倉田屋 お芋Sweets【東京都・北区】

大正10年創業の、老舗和菓子店が『倉田屋 お芋 Sweets』さんです。鳴門金時や紅はるか、安納芋(各1本500円)、シルクスイート(1本400円)などのさつまいもを、じっくりと加熱して甘さを引き出す壺焼きにして販売しています。また和菓子屋さんらしく、おいもを使ったスイーツが豊富なのも特徴で、芋けんぴや芋ようかんといった定番はもちろん、「芋羊羹のバター焼き(300円)」のようなイベント会場ならではのメニューも絶品! 「シルクスイートのマドレーヌ(200円)」も、手土産やお茶請けにピッタリな一品ですよ。
image

ポリフェノールがたっぷりの「壺焼きパープルスイートロード(Lサイズ500円)」は、ホクホクの食感に上品な甘さが特徴。

image

紫芋のいもようかん(税込800円)をはじめ、いもようかんのバター焼きや和風モンブランなどのスイーツも魅力。

熟成やきいも専門 SAZANKA【宮崎県・宮崎市】

やきいものおいしさを最大限に引き出すため栽培する土壌から専用開発、残留農薬のない方法で育てた「金のいも」を販売するやきいも専門店です。
長年研究された焼き方のやきいもは、添加物を一切使っていないにも関わらず、全体にしっとりと蜜が染み渡り、濃厚な甘味とクリーミーな食感は極上のスイーツを食べているかのよう! そのままだけでなく、一度冷凍したやきいもを半解凍にしたり、お好みの形にカットしてフライにするなど、楽しみ方のバリエーションも豊富です。
この「金のいも」をあんに使ったどら焼きやパン、いもけんぴなどの加工食品もぜひお試しを!
image

手で持ち上げると自重で折れてしまう、しっとり柔らかな「極甘熟成やきいも 金のいも(小/税込400円〜)」。

image

写真の「やきいもパン」や「やきいもどら焼き」(各300円)など、濃厚な甘さの金のいもは“あん”に使うにもピッタリです。

焼き芋茶房C&M’s 銀座いもっ娘【群馬県・桐生市】

種子島産安納芋を使ったやきいもスイーツを販売する、群馬県の『C&M's 銀座 いもっ娘』さん。 こちらの注目は、カスタードクリームの様にトロトロになった安納芋のスイートポテトを、ほっくりとしたなると金時のスイートポテトで包み込んだ二層構造の「スペシャルスイートポテト」。1本400グラムとボリュームも満点なので、ご家族やお友達と一緒にいただくのにピッタリです!
スイーツだけでなく安納芋のやきいもも絶品で、専用の焼き釜を使って焼き上げて、クリームのような食感と糖度40度以上の甘さを実現しています。
image

「スペシャルスイートポテト(税込1620円)」は、ホクホクとしたなると金時で、安納芋のペーストを包んだ二層仕立て。

image

ふわふわの生地に、安納芋のブロックが練りこまれた「シフォンケーキ(1カット/税込300円)」は色々なお茶に合います。

やきいもコロ【愛知県・刈谷市】

紫色のキッチンカーにワンちゃんのイラストが特徴的な『やきいもコロ』さん。こちらで取り扱う「なんたん蜜姫」は、和歌山県の串本町でしか生産されていない、まさに“幻のさつまいも”。しっとりとした舌触りに、濃厚な甘さが特徴です。
また、紅はるかのやきいもを半分に割り、表面をパリッとするまで炙った「焼き芋ブリュレ」は、やきいもから一歩進んだ進化形スイーツ。
「焼き芋コロッケ」は、サクサクの衣から甘味たっぷりのサツマイモと国産豚肉の旨味が溢れ、おやつやビールのおつまみにピッタリですよ!
image

表面をこんがりバーナーで焼いた「焼き芋ブリュレ(税込500円)」。プラス200円でできるアイスのトッピングもオススメ。

image

愛知県産豚肉を使った「焼き芋コロッケ(3個/税込500円)」は、甘味と旨味が詰まったおかずにもおやつにもなる品。

よっしーのお芋屋さん【神奈川県・藤沢市】

神奈川県の藤沢市で、藤沢や鎌倉で採れた地元野菜や、やきいもの販売をしているのが『よっしーのお芋屋さん』。こちらのやきいもは富士山の溶岩を敷いたガスオーブンと壺焼きの2種類で、おいもの品種や形に合わせて焼き方や温度、焼く回数などを調整してじっくりと熱を通しているのが特徴。今回のイベントでは安納黄金とさつまミライ、ホワイトスイートのやきいもを販売していました。
また、熟成・安納黄金と熟成・紅はるかの生芋も販売していたので、ご家庭で自分好みのやきいも作りに挑戦するのもオススメです。
image

近年注目の“白いさつまいも”の「熟成・ホワイトスイート(税込300円〜)」が一番人気。長い行列ができていました。

image

栽培中、農薬を使わずに育てられた「熟成・安納黄金」(小500円〜)」。これを使えば、いつものお料理も一味違うデキに?

●「やきいもグランプリ2020」決定!

会場に設置されたイベントステージでは、さつまいも農家のトークイベントや『おしりたんてい』のステージ、アーティストによるライブイベントなど、多彩なプログラムが行われました。中でも全国から集まった18店舗から、ナンバーワンのやきいもを来場者の投票で決める『やきいもグランプリ2020』は注目のイベント! 4日間に渡るイベントの最終日、栄冠を手にしたのは“スプーンで食べられる鳴門金時”が好評だった『熟成やきいも専門店 芋屋HUG』さんでした!

イベント情報

開催日: 2020年2月21日(金)〜2月24日(月・祝)
開催時刻: 11:00〜18:00
開催地: さいたま新都心・けやきひろば 埼玉県さいたま市中央区新都心10
入場料: 無料 ※飲食代は別途必要
公式サイト: https://imohaku.com/