クルマdeぐるり関東

サンシャイン水族館

 
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どんなところ?

日本初の“屋上にある水族館”として1978年にオープンしたサンシャイン水族館。2011年8月に“天空のオアシス”をコンセプトに全館リニューアルオープンし、今年7月12日には、世界初を含む5つの新展示を取り入れたエリアが登場しました。サンシャイン水族館は、大きく分けて3つのエリアに、550種類約23,000点の生物が展示されています。まずは屋外エリア マリンガーデン“天空の旅”。自然に囲まれた、まさに南国のような空間です。本館の1階は“大海の旅”と題し、海の中を散歩しているかのような気分を味わえます。2階は緑の世界をイメージした“水辺の旅”となっており、淡水に住む魚たちとも出会えます。展示のほか、1日数回開催されるパフォーマンスショーでは、アシカやペンギン、カワウソたちの普段なかなか見ることのできない姿が見られますよ。さらにカフェやショップも設置されており、都会の喧噪を忘れて一息つける空間です。

「マリンガーデン」に“天空のオアシス”オープン

今回リニューアルオープンとなった新エリアには全部で5つの展示が登場。正面の壁が透明という、世界初の手法を取り入れた「天空のペンギン」は、高層ビルをバックに自由に泳ぎ回るケープペンギンを見ることができます。その姿はまるで大空を飛び回っているよう! 「草原のペンギン」では故郷である南アフリカ(ケープタウン)の緑豊かな自然をイメージ。ペンギンは2つのエリア合わせて約60羽が飼育されています。他にも、エサを食べるモモイロペリカンを真下から観察できる「ペリカン・フィーディングタイム」や、エサを求めて30センチ以上もジャンプすることがあるドラドやアロワナの姿、水中を泳ぎ回るコツメカワウソなど、生き物たち本来の姿を見ることができますよ。さらにこのエリアは、海の音や虫の鳴き声などの3D音声が流れ、生息地に近い植物が植えられていて、生物たちの暮らす野生の空間をビルの屋上に作りあげた“非日常的な空間”となっています。
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世界初の逆L字型の水槽では、見上げれば海中から空を見ているような、自分が魚になったような気分になれますよ。

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ペンギンの中には、自分が本当に空を飛んでいると勘違いしているのか、水槽の外側に向かって泳ぎ続ける子の姿も!?

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今回、新たに急流や深い水槽を設置することで、より野生に近いカワウソを見ることができるようになりました。

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マリンガーデンの角にいたペリカンたちがお引っ越し。サンシャイン60ビルをバックに写真を撮ることもできますよ。

既存エリアも見どころたくさん!

● 天空の旅

屋外エリア マリンガーデン“天空の旅”には、サンシャイン水族館のシンボルのひとつである「サンシャインアクアリング」や「アシカたちの砂浜」が設置。太陽の光を浴びながら、砂浜でゴロゴロと寝転がる姿や、水中をもの凄いスピードで泳ぐ姿など、様々なアシカの様子が見られます。「パフォーマンスステージ」では目と鼻の先でアシカの演技を観ることができるので、見逃さないよう、ショーの時間を確認してくださいね。

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アシカの息づかいが聞こえてくるほどの至近距離。ステージを囲むように観客席があり、360度どこから観ても楽しめます。

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深めの水槽ではアシカが気持ち良さそうに泳いでいました。かなり速いスピードなので、写真を撮るのに苦戦するかも?

● 大海の旅

本館1階は“大海の旅”と題されたエリア。テーマに分かれた様々な水槽がありますが、中でも「サンシャインラグーン」は30種類3,000点もの生物を展示しており、その迫力は圧巻です。水槽を照らすライトは、奥にいく程青くなり個数が少なくなるので、水槽の奥がどこまでも続いているように見えます。ここにはたくさんの魚をはじめ、サンゴ・イカ・クラゲなどの無脊椎動物が暮らしています。幻想的な青色の光に包まれたこのフロアは、自分が魚になって海の中を泳いでいるような気分になれる癒しの空間です。

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「サンシャインラグーン」ではダイバーが魚たちを紹介するパフォーマンスを実施。海の生き物に詳しくなれますよ。

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ユニークな姿が人気のマンボウ。広い水槽を気ままに泳ぐ、のんびり屋です。近くに来てくれるかは気分次第。

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幻想的にライトアップされた「ふわりうむ」には、トンネル状の水槽にミズクラゲを展示。水中を漂う姿にうっとり。

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サンゴ礁の海」は色鮮やかな魚がいっぱいで、絵画のような美しさ。ちなみにサンゴは植物ではなく動物なんですよ。

● 水辺の旅

本館2階の“水辺の旅”エリアはグリーンを基調とした光溢れるエリアです。河川・湖・海岸に住む生き物たちを展示しています。魚類のほか、カエルなどの両生類・爬虫類やカメ、湖に住むアザラシなどの展示も。さらにエリア奥には各国のサンゴ礁を再現したコーナーもあり、その美しさはいつまでも観ていられるほど。また、1階から2階へ上がる際は、階段に映し出される映像にも注目してみてください。魚たちが泳ぐ姿が映し出され、階段をあがる度、水中から水辺へあがっていくような感覚が味わえますよ。

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アマゾン川を再現した水槽では、ピラニアが群れをなして泳いでいます。見た目は綺麗ですが、その鋭い牙にも要注目!

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「日本の清流」ではオイカワやアユなど、誰もが一度は聞いたことがある身近な魚たちが泳ぐ姿が見られますよ。

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世界最大級のアオサンゴ礁のある、沖縄県石垣島白保の海が池袋に。立派なヒゲが特徴の“オジサン”(という魚)もここに。探してみて下さいね。

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エメラルドグリーンに輝くカリブ海を再現。大地と島々に囲まれた独特な環境の海域には、多種多様な生物が集います。海賊のお宝を探したくなるかも!?

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色とりどりの魚たちが泳ぐのは、オーストラリアはグレートバリアリーフを再現した水槽。なんとも鮮やかなその光景に、目が釘付け!

カナロア カフェ

南国のリゾートをイメージした店内は、オシャレでリラックスできる落ち着いた雰囲気。天気のいい日には店外のテラス席で、生き物や自然を眺めながらのお食事ができますよ。水族館の生き物たちをイメージしたフードに加え、手軽に食べられるスナックも充実。さらに、新エリアオープンを記念して「カワウソハヤシライス」(税込800円)やトロピカルフローズン(税込500円)といった新メニューも登場。ぜひご賞味あれ!

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新エリアオープンと同時に発売された「天空のペンギンカクテル」(税込540円)。星形のナタデココやペンギン形の氷で空飛ぶペンギンを表現しています。

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お子様にピッタリの「キッズハヤシライス」(税込800円)はカワウソの形のナゲット付き。デザートやジュースもついた大満足間違いナシの一品。

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見た目がとっても可愛い「にしきアナゴロールケーキ(生クリーム)」(税込500円)。夏は中身のクリームがアイスになり、ひんやり美味しい一品に。

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まるでバリのような雰囲気の店内。ここがビルの屋上だということをすっかり忘れてしまいそう! 店内ではWi-Fiが利用でき、気になった生き物の情報をチェックできます。

ショップ アクアポケット

本館2階にある「ショップ アクアポケット」では、さまざまな水族館グッズが手に入りますよ。水族館に来た思い出を、ぜひ記念品に詰め込んで持ち帰りましょう。ご友人へのお土産にもピッタリなお菓子類、文具やアクセサリーなど手軽に購入できる品も多数取り揃えられています。子どもはもちろん大人も欲しくなってしまうような、ここでしか手に入らない限定グッズもたくさんあるので、お買い忘れの無いようにチェックしてくださいね。

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サンシャイン水族館のお土産人気ナンバー1は「ペンギンのたまご」(税込648円)。カスタードクリームが入った一口サイズの大福です。

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1年366日、それぞれの日付が書かれたイルカのストラップ。月ごとに色が異なり、誕生日や来館日のものを購入すれば記念品に。

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サンシャイン水族館限定のガチャガチャ、「PUTITTO MUSEUM SERIES」から。コップのフチにぶら下がる水辺の生き物がキュート!

スポット情報

所在地: 東京都豊島区東池袋3-1
サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上
休館日: 年中無休(ただし営業日や営業時間、展示内容に変更の場合あり)
基本営業時間: 4月〜10月 10:00〜20:00
11月〜3月 10:00〜18:00
夏季特別営業時間(7月12日〜9月3日):
平日10:00〜21:00/土日祝9:00〜21:00
※8月11〜16日 8:30〜21:00
9月4日〜9月27日 10:00〜21:00
入館料金: 高校生以上2200円/小・中学生1200円/4才以上小学生未満700円 ※団体料金、障がい者割引、年間パスポートあり
TEL: 03-3989-3466
駐車場: 1800台(有料/サンシャインシティ内での買い物による割引あり)
公式サイト: http://www.sunshinecity.co.jp/