小田原城(小田原城址公園)

どんなところ?
初代・北条早雲から五代約100年にわたり続いた戦国大名・小田原北条氏の居城として栄え、四代・北条氏政の代には上杉謙信や武田信玄といった名だたる名将を撃退し、“戦国時代最強の城”と謳われたのが、今回ご紹介する小田原城です。
明治時代に廃城になりましたが、史跡への指定を受けて城址公園としての整備が進み、現在では小田原市を代表するシンボルとして地元住民から親しまれています。敷地内には常盤木門や銅門といった建造物が復元されており、公園内を散策すると歴史のロマンを感じられます。
昭和35年に復興された天守閣は、小田原や北条氏にゆかりのある甲冑や刀剣、絵図など貴重な歴史資料を展示する施設となっています。さらに最上階は展望室になっており、小田原市街や相模湾を一望可能。小田原城は大河ドラマや歴史小説で取り上げられる豊臣秀吉による「小田原攻め」の舞台であり、天下人が眺めたであろう景色を見られるのは感慨もひとしお!
また天守閣のある本丸広場では、侍やお姫様、忍者の衣装をレンタルするサービスを行っており、お子様の記念からSNSにアップする写真まで、幅広い人たちに好評を博しています。
明治時代に廃城になりましたが、史跡への指定を受けて城址公園としての整備が進み、現在では小田原市を代表するシンボルとして地元住民から親しまれています。敷地内には常盤木門や銅門といった建造物が復元されており、公園内を散策すると歴史のロマンを感じられます。
昭和35年に復興された天守閣は、小田原や北条氏にゆかりのある甲冑や刀剣、絵図など貴重な歴史資料を展示する施設となっています。さらに最上階は展望室になっており、小田原市街や相模湾を一望可能。小田原城は大河ドラマや歴史小説で取り上げられる豊臣秀吉による「小田原攻め」の舞台であり、天下人が眺めたであろう景色を見られるのは感慨もひとしお!
また天守閣のある本丸広場では、侍やお姫様、忍者の衣装をレンタルするサービスを行っており、お子様の記念からSNSにアップする写真まで、幅広い人たちに好評を博しています。
天守閣の内部では小田原北条氏を中心とした資料を展示
2016年に「平成の大改修」として、耐震改修等工事が行われた天守閣は、資料館と展望台を兼ねた造りになっています。1〜2階は常設展示室で、北条氏統治の戦国時代〜江戸時代の小田原城をテーマとした資料が展示されています。
3〜4階は、小田原ゆかりの美術工芸品や、明治〜現代にいたる小田原城の歴史を紹介する企画展示室になっています。最上階の5階には、江戸時代の天守閣にあった「摩利支天像の安置室」を再現。この5階にある外周を巡る展望デッキからは相模湾を一望でき、天気が良い日は伊豆大島や房総半島を望む絶景を楽しめます。
3〜4階は、小田原ゆかりの美術工芸品や、明治〜現代にいたる小田原城の歴史を紹介する企画展示室になっています。最上階の5階には、江戸時代の天守閣にあった「摩利支天像の安置室」を再現。この5階にある外周を巡る展望デッキからは相模湾を一望でき、天気が良い日は伊豆大島や房総半島を望む絶景を楽しめます。
● 小田原城天守閣
見学時間:9:00〜17:00(時期により延長あり)※最終入場:16:30休館日:12月第2水曜日、12月31日、1月1日
入館料:一般500円、小・中学生200円(30名以上の団体割引あり)
『小田原城歴史見聞館』が、『NINJA館』としてリニューアルオープン!
2019年4月20日にリニューアルオープンした『小田原城歴史見聞館』は、北条氏の繁栄を陰で支えた「風魔忍者」をテーマにした施設です。来館者は風魔忍者となり、豊臣軍に追い詰められた小田原城を救うための「忍務」に挑戦します。最新のデジタル技術を駆使した映像や体験型の展示手法を採用し、風魔忍者や北条氏にまつわる歴史を学ぶことができるようになっています。
無事「忍務」を達成できたら、天守閣に“その証”を持っていけば褒美がもらえますよ!
無事「忍務」を達成できたら、天守閣に“その証”を持っていけば褒美がもらえますよ!
●小田原城歴史見聞館(NINJA館)
見学時間:9:00〜17:00 ※最終入場:16:30休館日:12月31日、1月1日
入館料:一般300円、小・中学生100円(30名以上の団体割引あり)
『常盤木門』では侍やお姫様に変身!
小田原城・本丸の正面入り口にあたる、防衛の要となっていたのがこの常盤木門です。攻め込んできた敵兵を迎え撃つため、直角に曲がる「桝形」といわれる構造で、明治時代の廃城直前に撮影された写真などをもとに再建されています。
常盤木門の1階には売店と着付け体験のコーナーがあり、2階では『常盤木門SAMURAI館』という甲冑や刀剣などの武具を中心とした展示を行っています。
●常盤木門SAMURAI館
見学時間:9:00〜17:00 ※最終入場:16:30休館日:12月31日、1月1日
入館料:一般200円、小・中学生60円(30名以上の団体割引あり)
お城の色々なところに見どころがいっぱい!
小田原城は現在も史跡整備が進められ、1997年に『銅門』、2008年には『馬出門』の復元整備が行われました。2019年3月には、発掘調査が行われていた『御用米曲輪』の一部が入場可能になるなど、今後も新たな見どころが増えそうです。
また園内の植物にも見どころが多く、本丸公園にある巨大な松の木は、天保年間の書物に「七本松」のひとつとして挙げられたものと推定されています。このほか4月末〜5月上旬に見ごろを迎える『御感の藤』や、樹齢約520年以上の巨大なイヌマキの木も見逃せない名物となっています。
また園内の植物にも見どころが多く、本丸公園にある巨大な松の木は、天保年間の書物に「七本松」のひとつとして挙げられたものと推定されています。このほか4月末〜5月上旬に見ごろを迎える『御感の藤』や、樹齢約520年以上の巨大なイヌマキの木も見逃せない名物となっています。
『本丸茶屋』では天守閣を眺めながら小田原名物や甘味が楽しめます
公園内を歩き回っておなかがすいたら、本丸広場の中にある『本丸茶屋』へどうぞ! ここでは小田原名物をはじめとした食事や甘味を楽しむことができます。ここでのオススメは、関西風のダシの効いたつゆの中に小田原名物の梅干しをほぐしていただく「北條うどん」(税込864円)。また、タイミングが合えば平日10食限定の「小田原武将茶漬け丼」(税込1080円)もオススメ! 小田原産の低農薬なお米の焼きおにぎりに、鰹節と昆布のダシを張り、梅干しでさっぱりといただける小田原のご当地グルメです。
『本丸売店』をはじめ、おみやげも充実!
小田原のおみやげを買うなら、本丸広場にある『本丸売店』に立ち寄ってはいかがでしょう? ご近所様へのおみやげには、北条氏が用いた虎の印判にちなんだ神奈川銘菓『虎朱印最中』(税込170円/1個)がオススメ。また、小田原名物のカマボコは、そのままおかずになるほか、お茶請けやお酒のお供にも使える便利な一品。
他にも箱根名物の寄木細工のお箸などの工芸品は、旅の記念といわずに普段使いでも活躍しそう。
風魔忍者の地元ならではの忍者グッズもあり、外国人観光客に人気。お子様にも喜ばれること間違いなしです。
他にも箱根名物の寄木細工のお箸などの工芸品は、旅の記念といわずに普段使いでも活躍しそう。
風魔忍者の地元ならではの忍者グッズもあり、外国人観光客に人気。お子様にも喜ばれること間違いなしです。
●毎年恒例『小田原北條五代祭り』をはじめ様々なイベントが目白押し!
モデル:さき(tfac)
スポット情報
所在地: | 神奈川県小田原市城内6-1 |
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問い合わせ: | 0465-22-3818(小田原城天守閣) |
入園料: | 無料(施設入場は有料) |
駐車場: | 近隣に有料駐車場あり |
公式サイト: | https://odawaracastle.com/ |