クルマdeぐるり関東

ムーミンバレーパーク

 
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どんなところ?

『ムーミン』シリーズはトーベ・ヤンソンによる小説や絵本で描かれた作品で、ムーミン谷に生息する不思議な生き物たちの冒険や暮らしの物語は、世界中で多くの人々に愛されています。そんな『ムーミン』の物語を題材にしたテーマパークが、2019年3月16日、飯能市にオープンしました! 園内は、パンケーキレストランやお土産ショップのある『はじまりの入り江』、ムーミンたちの暮らす世界を再現した『ムーミン谷』、自然の中で元気いっぱいに遊ぶことができる『おさびし山』、そしてムーミンの物語や作者について知ることができる展示施設の『コケムス』の4つのエリアがあり、子供から大人まで様々な形で『ムーミン』の作品を楽しむことができます。
また次世代テーマパークといわれる所以が、近年注目の北欧式のライフスタイルと同様に、宮沢湖畔の森や湖といった自然と一体になって過ごすテーマーパークである点。自然に囲まれた土地の中で、ムーミン谷を訪れた旅人のひとりになって、物語の世界を満喫しましょう!

ムーミン谷エリア(Muumilaakso)

●『エンマの劇場』でムーミンたちによるステージが開演

ムーミン谷エリアの中央に位置する、大きなステージが『エンマの劇場』です。ここではムーミンとその仲間たちによる、歌やダンスを交えたライブエンターテインメントが繰り広げられます。好奇心旺盛なムーミンや舞台上を右に左に動きまわるリトルミイ、みんなを穏やかに眺めるスナフキンなど、原作を再現したストーリーはファンでなくても見どころ満載! 屋外ステージなので客席に漂う木々の香りや、湖畔から吹く風がショーの雰囲気を盛り上げます。
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ムーミン谷の仲間たちによるステージは見どころがいっぱい。それぞれのキャラクターのしぐさや表情などに注目すると、見るたびに新たな発見が!

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キャラクターたちがステージを降りて、客席の間を縫って歩く場面も! 間近で見るムーミンやスナフキンにお子様も大喜びすること間違いなし!

●リトルミイのいたずらを満喫!? 『リトルミイのプレイスポット』

ミニシアター風の館内で、リトルミイのいたずらを楽しめるのが『リトルミイのプレイスポット』。ガイドさんの案内で、リトルミイがムーミン屋敷に住み着くまでのひと騒動を楽しみましょう。といっても、とっても元気なリトルミイのすることですから、油断をしているとあなたも巻き込まれてしまうかもしれませんよ! こちらは入場料とは別に、チケット代(税込700円)が必要な有料アトラクションとなっています。
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リトルミイのいたずらなど、この先の展開を案内役のガイドがクイズ形式で出題したり、観客が参加できる内容です。

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会場のお客様の中から選ばれた、運が良い人は物語の中に登場できることも? ガイドさんのお話はよく聞きましょう。

●若かりし頃のムーミンパパの冒険物語を『海のオーケストラ号』で

発明家のフレドリクソンが作った「海のオーケストラ号」に乗って冒険の旅にいざ出発! こちらの『海のオーケストラ号』(税込1000円、時間予約制)は、勇気と挑戦、友情や家族の絆をテーマにした体験型モーフィングシアターです。若き日のムーミンパパとフレドリクソンが、スナフキンやスニフのお父さんと一緒に旅をしたときのお話を、迫力満点の映像や仕掛けで再現しています。なお、冒険には危険がつきものですから、濡れると困るものはカバンの中などにしっかりしまっておきましょう。
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正面のスクリーンだけでなく、床の部分も使って映像を投影。風や水しぶきも実際に感じられ迫力満点!

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フレドリクソンが作った海のオーケストラ号が出航! 映像だけでなく、こうした演出も行われるので迫力満点!

●ムーミンたちの息遣いが聞こえそうな『ムーミン屋敷』

『ムーミンバレーパーク』のシンボルともいえるのが、こちらの『ムーミン屋敷』(入場料/税込1000円)。屋敷の中は原作をもとに再現されているだけでなく、ひとつひとつの家具はもちろんドアの取っ手にいたるまで、北欧のアンティークを使うことで新品では生み出すことのできない生活感が漂っています。階段を上った先には、パイプをくゆらすムーミンパパの姿がいまにも見えてきそう! すべてが小さなリトルミイのお部屋もお見逃しなく!!
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屋敷の中は生活感にあふれており、今にもムーミンたちが顔を出してきそう。ムーミン屋敷を訪れた旅人になって見て回りましょう。

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ダイニングのテーブルにはムーミンママが作った料理が! ジャムたっぷりのパンケーキや、チーズの入ったサンドイッチが並んでいました。

●『写真スタジオ』ではムーミンと一緒に記念撮影ができる!

ムーミンたちと一緒に写真を撮って、オリジナルのフォトフレームにセットして持ち帰れるのが『写真スタジオ』(税込2000円/1枚)です。スタジオはお部屋の中のようなスタジオAと、緑に囲まれたムーミン谷のようなスタジオBの2種類がありますから、写真を撮る前にポーズなどをいろいろ考えておきましょう。写真スタジオにいるキャラクターはそのときによって変わるので、スタッフにご確認を!

おさびし山エリア(Yksinäiset Vuoret)

●山頂から湖をひとっ飛び! 『飛行おにのジップラインアドベンチャー』

『飛行おにのジップラインアドベンチャー』(税込1500円)は、おさびし山の山頂から張られたロープを伝い、湖の上を滑走するアクティビティ。ルビーの王さまを求めて飛び回るキャラクター、『飛行おに』になって湖を飛び越えましょう! 通常は見ることのできない眺めは絶景で、森の新鮮な空気を全身に感じながら爽快な時間を楽しめますよ。
こちらは身長(120センチ以上、190センチ未満)や体重(30キロ以上100キロ未満)に制限があり、安全ハーネスが装着できる方に限られますのでご了承ください。
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おさびし山の山頂にあるスタート地点は見晴らし抜群! ここから往復約400メートルの飛行を楽しみましょう!

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ヘルメットとハーネスを装着していざ出発! 荷物はアトラクションの受付を行う建物(写真右下)に預けておくことも可能です。

●『ヘムレンさんの遊園地』で思いっきり体を動かそう!

おさびし山の頂上にあるのが、『ムーミン谷の仲間たち』に登場するヘムレンさんの遊園地です。様々な遊具でできたツリーハウスや、森の中を渡る吊り橋、ペダルを漕いで回るメリーゴーランドなど、お子様たちが思いっきり体を動かして楽しめる場所になっています。原作では“しずあなのがすきなヘムレンさん”が作った遊園地ですが、ここならちょっぴり大きな声を出しても大丈夫かも? ほかにも、ムーミン一家が移り住んだ灯台や、『ムーミン谷の彗星』に登場する天文台も、この近くで見ることができます。
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メリーゴーランドは、はなうま(うみうま)に跨りペダルをこいで回転します。

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おさびし山の頂にある天文台。『ムーミン谷の彗星』では、ここをムーミンとスニフたちが登っていきました。

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おさびし山エリアのはずれにある『スナフキンのテント』。運が良ければ、ここでスナフキンと会えるかも?

コケムスエリア(Kokemus)

●もっともっとムーミンが好きに、詳しくなれる『コケムス』

フィンランド語で「体験」という意味の名を持つこの建物は、『ムーミン』の作品はもちろん、作者であるトーベ・ヤンソンの世界観や、ムーミンの物語に触れあう体験を提供しています。ムーミンの世界に入り込んだような気分が味わえる体験型展示や、約8メートルに及ぶ巨大なスケールで再現されたムーミン谷のジオラマ、原作者にまつわる貴重な資料の数々が展示され、ファンはもちろんこれから『ムーミン』に触れる人にもオススメの施設になっています。
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まるで小説の世界に入り込んだような、体験型の展示が特徴。ムーミンと一緒に森をさまよっている気分になってきます。

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展示物の近くには、再現した原作の場面を示すプレートがあります。立体的な展示で見るとまた違った味わいに!

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横笛を吹くスナフキンのフォトスポット。横で耳を傾けたり、背中合わせに座って仲良し感を出すのがおすすめ。

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ひとつのストーリーを追う形で展示されている、絵本『それからどうなるの?』の体験型展示。絵本と見比べても面白そう!

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2階から3階の吹き抜けに設置された、約8メートルのムーミン谷の巨大ジオラマ。時間で演出も変わるので注目を!

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芸術家としても知られるトーベ・ヤンソンのフレスコ画も再現。原作者トーベが生まれた、北欧の暮らしが感じられます。

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常設展ではムーミンの名場面や、各キャラクターの豆知識を盛り込んだ展示が。ファンなら1日中こもってしまうかも?

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企画展では原作者のトーベ・ヤンソンとムーミンについて、貴重な資料や当時のグッズを展示していました。

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コケムスの入り口にある像は、横に腰掛けるのにちょうど良い窪みがあり、フォトスポットとして楽しめます。

●ワークショップ『パヤ』でオリジナルのおみやげを!

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缶バッジ作りは1個税込500円。デザインは全部で20種類もあるので、どれを作るか迷ってしまいます。

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“はなうま(うみうま)”の木型を色づけする「絵付け体験」は税込1500円。見本もありますが、独自の解釈でもOK!

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ムーミンキャラクターのネイルは1本税込800円(開催日は要確認)。好きなキャラと一緒にムーミン谷を散策しましょう。

●『ムーミン谷の食堂』には原作をモチーフにしたメニューや北欧の食べ物がいっぱい

コケムスの1階にあるレストランが『ムーミン谷の食堂』です。店内はムーミンたちがパーティをしている挿絵がモチーフとなっており、色とりどりの花火が打ち上がる森の中を連想させるようになっています。ムーミンたちが開催したパーティに参加している気分で、楽しいひと時を味わうことができますよ!
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『ムーミン谷の彗星』の場面をイメージした『彗星ハンバーグ』(税込1620円)。食べ応え満点の一皿です。

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スナフキンの帽子をイメージした『緑の帽子のパスタ』(税込1296円)は、ガーリックの効いたホウレン草のフィットチーネ。

はじまりの入り江エリア(Poukama)

●ムーミンたちも大好きな北欧風パンケーキが楽しめる『パンケーキレストラン』

ゲートを入ってすぐの『はじまりの入り江』エリアにある、レストランが『パンケーキレストラン』。ムーミンのキャラクターたちも大好きなパンケーキを提供しています。ボリューム満点なメニューも多いので、数人でシェアした方が良いかもしれません。また、お肉やサーモンのグリルも提供しているので、お帰りの前にがっつりとした食事をするにもピッタリですよ。
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『雲のコットンキャンディーパンケーキ』(税込1944円)は、魔法の帽子から飛び出した雲をイメージ。SNS映え必至!

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色鮮やかなベリー&ソースがたっぷり乗った『ベリーベリーLettu』(税込2484円)。

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『ほうれん草とベーコンのLettu』(税込1620円)は、ほうれん草のピューレがたっぷり入ったもちもちな食感が特徴!

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『リンゴとプルーンの本格ローストポーク』(税込2700円)。ハーブに1日漬け込んだ豚肉が絶品。

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宮沢湖を望むテラス席もあり、天気の良い日は自然を感じながら屋外でいただくのもオススメです!

●オリジナルのムーミングッズは、有名北欧ブランドとのコラボ商品も!

パーク内には、世界最大級のムーミングッズを扱うショップ『ムーミン谷の売店』のほか、リトルミイのグッズを集めた『リトルミイの売店』や、ポストカードや便せんを取り扱う『郵便』など、中小のショップも点在しています。また、コケムス2階の『カフェ&ショップ』でも北欧のムーミン雑貨を取り扱っているほか、飲み物もムーミンのマグカップなどで提供しているものがあります。どれを買うか悩んでしまったら、カフェで一息ついて巡り合ったアイテムを買う、なんていう偶然任せの買い物も楽しいかも?
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埼玉の名店『パティスリーアプラノス』の朝田シェフが監修した、『コミックアートクッキー』(税込1620円)。

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リトルミイなどの人気キャラから、マニア好みなあのキャラまで、大小色々なぬいぐるみが販売されています。

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北欧の食器メーカー『ARABIA』のムーミンマグには、いろいろなキャラクターや絵柄の物が販売されていました!

●開業を記念したムーミンの消印でお手紙を出そう!

飯能郵便局では、開業を記念したムーミンバレーパークのロゴの消印を、6月16日までの期間限定で使用します。園内で買えるポストカードをお友達に送ったり、自分宛に送って記念にしてはいかが?

©Moomin Characters™

スポット情報

所在地: 埼玉県飯能市宮沢327-6メッツァ
入園料金: 中学生以上 税込1500円/4歳以上小学生以下 税込1000円/3歳以下無料
※事前予約者優先、一部有料アトラクションあり
予約方法: 公式サイトより
休園日: 不定休
営業時間: 全日10:00〜20:00
※イベント等による変更やメンテナンス等のための変更の可能性あり
駐車場: ・WEB予約(前売り):平日 税込1500円/土日祝日 税込2500円(当日予約も可)
・時間貸し:平日10分100円(上限1800円)/土日祝30分500円(上限3000円)
公式サイト: https://metsa-hanno.com/