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トリック3Dアート in COEDO

 
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どんなところ?

「SNS映え」するスポットに注目が集まる中、増えているのが“非日常”な写真を撮れるポイント。そのなかでも、今話題になっているのが“トリックアート”です。今回は、2018年3月に埼玉県川越市にオープンした「トリック3Dアート IN COEDO」をご紹介します。作家の服部正志さん(写真下)は、国内外のメディアで数多く取り上げられるトリックアート(3Dアート)を制作しているアーティスト。こちらは服部さんの東日本初のミュージアムであり、作品制作のスタジオも兼ねています。この美術館のメインは、自分たちがアートの中に入り込む“参加型アート”。 ご家族やカップル、友達同士で写真を撮りながら楽しめるのが最大の特徴です。観光地として人気上昇中の小江戸・川越に生まれた新たな名所として、大きな注目を集めているこのスポット。小江戸を旅しながら異世界を体感して、旅の思い出の写真をGETしましょう!

みんなで楽しむ参加型トリックアート

ここに展示されている作品の大半は、中に人が立つことで完成する“参加型”のアートです。館内は写真撮影が自由にできますから、ご家族やお友達で「こんな写真が撮れた!」とか「今度はあんなポーズで撮ってみよう」など、ワイワイ楽しむのにピッタリ。カメラを持つ人がどこに立ったら良いかも、わかりやすく表示されていますから、普段写真を撮り慣れていない人でも、SNS映えする面白写真が簡単に撮れてしまいますよ!

地元・川越をはじめ、和のテイスト溢れる作品は外国人観光客にも人気!
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大きな力士が今にも投げ飛ばされそうになっている、迫力のある作品。投げる側は、膝を曲げてぐっと腰を落とすと力強い写真に!

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川越の観光スポット「菓子屋横町」がトリックアートに。下を覗き込むようにポーズを取ると、より犬に追われている緊張感がUP!

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小江戸をテーマにしたトリックアートはここにも。1人が「時の鐘」の上に登って戦う写真は、刀を持つ角度や立つ位置にこだわって撮るのがおすすめ。

SFな世界や名画の中に入り込む、非日常な写真も撮れちゃう!
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ピンクの水槽が可愛らしい「猫と金魚」。猫におびえるか、魚と遊ぶかでまったく逆の写真になるので、どちらも試してみてください。

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頭が2つになったり、宙に浮いたり……。不思議な写真が撮れる理由は、真ん中にある大きな鏡。写真だけでなく動画を撮るのもおもしろいですよ。

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フェルメールの名画「牛乳を注ぐ女」がトリックアートに。名画と一緒に写真を撮れるなんて、フォトジェニックな1枚になるに決まってます!

本の世界に出たり入ったり!?
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盗賊が今にも迫ってくるこちらの作品。大きな魔法の本を使えば逃げられるかも? ポーズや表情は「大袈裟かな?」と思うくらいがベストです。

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空飛ぶ絨毯に巨大な本……。まるで魔法の世界に入り込んでしまったかのよう。座る位置や小道具によって、いろんなパターンの写真を残せる人気の作品です。

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エントランスを入ってすぐに出迎える、巨大なランプの魔人は迫力満点! 今にも吹き飛ばされそうな、インパクトのある写真を撮ることができます。

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宙に浮かんでいるように見える「アラビアの魔法の本」では、女性人気も高いファンタジックな写真が撮れます。いろいろなポーズで本の中を飛んでみては?

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こちらでは、憧れのヒーローのように壁を壊す写真を撮ることができます。写真左のアートは低い位置にあるので、小さなお子様でも楽しめますよ。

脳がだまされる!? 視覚アートの展示も!!

本当は全く同じ図形なのに片方だけ大きく見えたり、動かないはずの模様が動いて見えたり……。そんな「錯視」と呼ばれる目の錯覚を利用したアートや、だまし絵も数多く展示。参加型アートで写真を撮りながら、その合間に楽しむことができます。映像で錯視を体験することができる「錯視ムービー」は、正面からじっくり見てみると動画でしか分からない錯覚の面白さを実感することができますよ。ミュージアムを訪れた際は、こちらもぜひ体験してみてください。

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ストライプの模様の奥にある、2人の男性の顔。あなたは何色に見えますか? 実際の色は、ぜひ実物を見て確かめてみてください。

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青空、広い大地そして綺麗な海。普通の風景画に見えますが、この絵には何かが隠れているんです。いろいろな角度で見てみると…。

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円の中にあるたくさんの模様。中心を見ながら近づいたり離れたりすると……? ピンナ錯視という現象を使った作品です。

ミュージアム周辺にはこんなスポットも

トリックアートで楽しんだ後は、川越の街を散策してみるのはいかがでしょうか? 風情ある蔵づくりの街並やそこかしこに漂うお菓子の甘い匂いは、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。小江戸のシンボルである「時の鐘」は、ミュージアムから歩いてすぐ。江戸時代の寛永年間に川越藩主、酒井忠勝によって建てられました。現在も午前6時、正午、午後3時、午後6時の1日4回、鐘の音を聴くことができます。情緒溢れるその音色は、環境省の「残したい日本の音風景100選」に認定されました。このほかにもミュージアム周辺には、たくさんの観光スポットがありますので、ぜひ訪れてみてください。

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幼かったあの頃を思い出すお菓子屋さんが軒を連ねる「菓子屋横丁」。環境省の「かおり風景100選」に選ばれている、団子を焼く際の香ばしい香りが漂います。

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縁結びの神様として有名な「川越氷川神社」。大鳥居が来る人を出迎えます。可愛らしいお守りは、自分用としてもプレゼントとしても素敵なお土産になりますよ。

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瓦屋根がずらっと並ぶ、タイムスリップしたかのような景観。風情溢れる「一番街」は、「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。

スポット情報

所在地: 〒350-0062 埼玉県川越市元町1-13-1
TEL: 049-298-4727
営業時間: 10:30〜17:30(最終入館17:00)
料金: 高校生以上:700円/4歳〜中学生:500円/
4歳未満:無料
休館日: 火曜日(祝日の場合は翌日、他に作品入れ替え日などホー ムページで予告)
駐車場: なし(近隣に駐車場あり)
公式サイト: http://kawagoe-trickart.com/