クルマdeぐるり関東

1965年に開園した「伊豆ぐらんぱる公園」。その夜の部で開催されているのが、今回ご紹介するイルミネーション『グランイルミ』です。昨年、WEBサイト「Walker+(ウォーカープラス)」のILLUMINATION GUIDE2016-2017では全国のイルミネーションランキングで第１位を獲得。3rdシーズンを迎えた今年は、これまでの“体験型”から立体感を加えた“立体験型”へ進化して、600 万球もの電球の光による「ここにしかない」様々な演出と世界観を楽しめます。この冬には、2017年12月23日には横幅60メートルの超巨大LEDスクリーンが登場し、2018年1月からはこのスクリーンを使った演出も予定するなど、さらなる進化を続ける今注目のスポットです。
ちなみに、「ぐらんぱる」とは「大勢の仲間」という意味の造語。東京ドーム５個分の広さの園内にはたくさんのアトラクションがあり、その名の通りお子様から大人、ペットのわんちゃんまで、幅広い年齢層が一緒に楽しむことができますよ。

ゲートをくぐって最初に目前に広がるのは『たんぽぽの草原エリア』。なんと3万本ものたんぽぽの花のイルミネーションが、黄色や緑、赤や青など七色に光り輝き、来園者たちを幻想的な大人の空間に迎え入れます。エリア内には「伊豆シャボテン公園」の人気者カピバラや、ナマケモノやレッサーパンダなど、可愛らしい動物たちのオブジェもあるので、ぜひ探してみてくださいね！

『夢のトンネル』をくぐり抜けたら、これまでとはまた違う世界が広がります。この『お菓子を求めて海底20,000マイル』エリアは青を基調とした美しい光で、海底が表現されています。数分間隔で始まる『光と音のショー』では、クジラやタコ、カメなど海の仲間たちが、楽しい音楽に合わせてキラキラと輝き、踊り出します。見る位置によってショーの見え方もまったく変わってしまうので、場所を変えれば新しい発見があるかもしれませんよ！

グランイルミを訪れたなら、絶対に見逃せないのが、この『光と音のフルカラーレーザーショー』。スモークにカラフルなレーザー光を照射することで、生まれる光景はまるでオーロラが跳動しているかのよう。スモークは風の影響を受けやすいため、ショー毎に光が反射される位置も変わり、再び同じ光景に巡り会うことがありません。オススメのポイントは『ウキウキへの架け橋』の“下”ですが、自分だけのベストポジションを探してみるのもいいですよ。

メルヘンチックな雰囲気の『スイーツランタンエリア』は、マカロンやドーナツ、キャンディ、さらには和菓子まで……玉手箱から飛び出した様々なスイーツたちが光り輝く魅惑の世界。SNS映えするキュートなオブジェなので、女性ウケもバッチリ。お誕生日には、エリアの中でひときわ目立つのは巨大なケーキ前でお祝いするのも良いかも？　大人の身長よりも大きなスーツたちに、お子様はもちろん、大人でも盛り上がること間違いナシですよ！

花々が色とりどりに輝く『ランタン花畑』は、写真や遠目に見るとわかりにくいかもしれませんが、ひとつひとつのオブジェが大きく迫力満点。自分の身長以上に高い草花や、蝶々や小鳥に囲まれていると、まさに妖精になったかのような気分に。このエリアは斜面の通路上に設定されているため、一番上にある『絶景展望台』まで上がると、花々越しにスイーツや海の世界を一望することができ、フォトジェニックな写真も撮れますよ。

ピンク色にキラキラと輝く、とってもキュートな『恋人神社』で、ふたりの幸せな未来を祈念してはいかがですか？　鳥居の前に設置された“ラブガチャ”でハート形の南京錠（500円）を購入し、名前やメッセージを書いたら、願いを込めながら絵馬掛所に南京錠をかけましょう。２本ある鍵は、それぞれ記念にお持ち帰り。これでラブ運アップ＆永遠の愛をゲットです！　“恋みくじ”で２人の恋運も占ってみてくださいね。

●レストランぐらん亭

『レストランぐらん亭』ではバーベキューをはじめ、カレーやハンバーグ、パスタなど、お子様も嬉しいメニューが勢揃い。こちらのレストランにはテラス席が設置されており、食事をしながらイルミネーションを観ることもできます。無料のクロークサービスで、アウターを預かってもらえるのも嬉しいポイント。また、予約も可能（繁忙期等は除く）なので、事前に予約しておけば、混雑を気にせずイルミネーションを楽しめます。

●伊豆のおみやげ館クリッパー

１日の思い出を、お土産に残していきませんか？　『伊豆のおみやげ館クリッパー』には、ぐらんぱる公園やシャボテン公園のグッズをはじめ、伊豆の銘品など様々な商品を取り扱っています。ぐらんぱる公園のオリジナルキャラクター「ソテッチー」やグランイルミのオリジナル商品は、ここでしか買えないのでお土産にもピッタリ！　ほかにもわさびや金目鯛、ぐり茶やはちみつ……などなど、伊豆の特産品も豊富にあるので、目移りしてしまうかも？