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JAL工場見学 〜SKY MUSEUM〜

 
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どんなところ?

旅客機の整備工場を見学することができる、人気の見学コースが『JAL工場見学〜SKY MUSEUM〜』です。見学内容は、飛行機が飛ぶ仕組みや旅客機の運航に関わる仕事をわかりやすく説明してくれる『航空教室』、飛行機に関連した資料の展示やパイロットや客室乗務員の仕事を疑似体験できる『展示エリア』、そして実際に飛行機の整備を行う『格納庫見学』の3つから成り立っています。基本的な内容は毎回同じですが、案内役を務めるのはパイロットや航空整備士、客室乗務員などの経験者で、それぞれの体験を生かした解説はどれも微妙に違うもの。そのため、2度、3度と参加するリピーターもいるのだとか。小さなお子様を連れたご家族はもちろん、飛行機に関わる仕事を目指す就活世代の学生、昔パイロットや客室乗務員に憧れた中高年など、幅広い世代が楽しむことができる内容となっています。
しかもこの工場見学、参加費用が無料でインターネットから申し込みができるお手軽さも大きな魅力。予約は6ヶ月前からできますが、先着順ですので休日の予約は早めにお申し込みを!

格納庫でジェット機に大接近!

見学コース一番の見どころは、やはり旅客機を間近に見ることができる『格納庫見学』です。中でも、普段の利用では見ることのできない、真正面からのアングルは迫力満点! 見学中は写真の撮影も可能ですので、絶好のフォトスポットになっていました。機械好きな男性なら、外装を外した飛行機を見るだけでもテンションアップ間違い無し。航法灯やピトー管など、一般の人が知らないような単語も勉強でき、航空博士になれるかも?
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取材の際には、巨大な足場に囲まれて整備中のジェット機に遭遇! 定期的な整備で、空の安全は守られているんですね。

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なかなか見ることができないという、真正面からのアングル。国内線で活躍するボーイング767の全幅は、47.6mあります。

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間近で見ると、巨大なエンジンはインパクト抜群! 鳥を避けるために描かれた、渦巻き模様までハッキリ見えます。

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ボーイング737の尾部には、補助動力エンジンの排気口と排気ガス冷却用空気の吸気口が。上部には尾翼航法灯があります。

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格納庫に「空の貴婦人」と呼ばれたDC-8・富士号の機首を保管。上部の窓は、計器故障時に星を見て方向を知るため。

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格納庫は羽田空港の滑走路の目の前にあるため、離着陸するジェット機を特等席で見ることができるんですよ!

飛行機にまつわる仕事を体験!

飛行機や空港に関わる仕事に興味がある人には、『航空教室』と『展示エリア』がオススメです。パイロットのような花形職から、安全な運航を支える空港スタッフや航空整備士などの裏方まで、様々な仕事を知ることができます。また、60年以上というJALの長い歴史を示すような、貴重な資料の数々も見どころ! 昭和39年の東京オリンピックを記念して、ファーストクラス搭乗者に記念品として贈られたロゴ入りバッグなど、当時を知る人には懐かしいアイテムも見ることができるんです。

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飛行機の仕組みや、飛行機・空港に関わるスタッフがどんな仕事をしているか、わかりやすく解説してくれる『航空教室』。

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パイロットの訓練に使われていたDC-9-81型機のコックピットに座ることができ、お父さんもニンマリ。

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パイロットや客室乗務員の制服を着て、大型パネルの前で記念撮影! お子様優先ですが、大人サイズもありますよ。

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飛行機を停止位置に誘導する、グランドハンドリングスタッフの仕事をバーチャル体験できます。上手く誘導できたかな?

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ビートルズが来日時に着用していたことで有名なJALの法被(はっぴ)も展示。

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歴代客室乗務員の制服もズラリ! 初代はこんなに鮮やかな色だったんですね。

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キャビンアテンダントシートにも座れます、ファーストクラスより貴重な体験?

グッズショップにはここだけの限定品も!

『航空教室』や『展示エリア』のあるメインテナンスセンター1には、各種グッズを販売する『JALグッズショップ』があります。ここでは空港でも販売しているJALグッズが購入できるほか、『JAL工場見学〜SKY MUSEUM〜』限定のグッズも販売中。デフォルメされたジェット機は、男の子でも女の子でも使えます。ただし、見学中はお土産を買う時間も限られるので、あまり悩みすぎて時間に遅れないように注意してくださいね。

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オリジナルグッズは文房具など、日常的に使えるアイテム中心のラインナップ。

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お弁当を入れるのにピッタリなランチトートは、小ぶりで他用途にも使えそう。

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旅客機にも積んでいる非常用の食料も販売。非常用の備蓄食にオススメかも!?

スポット情報

所在地: 東京都大田区羽田空港3-5-1 JALメインテナンスセンター1
開催日: 毎日(年末年始を除く)
開催時間: 10:00〜11:40、11:30〜13:10、
13:00〜14:40、14:30〜16:10
見学対象者:小学生以上
※小学1~2年生5名につき成人1名の付き添いが、小学3〜6年生には成人の同行者が必要
見学料金: 無料(ただし、入館時に身分証明書の提示が必要です)
申込方法: 下記URLよりホームページで予約
(6か月前の同一日より受付開始)
公式サイト: https://www.jal.co.jp/kengaku/