クルマdeぐるり関東

ガトーフェスタ ハラダ 本社工場見学

 
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どんなところ?

ガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」でおなじみの『ガトーフェスタ ハラダ』。その本社工場「シャトー・デュ・エスポワール(希望の館)」が、群馬県高崎市にあるのをご存知ですか? その名の通り“希望”をコンセプトとした建物は、ギリシャ建築を模した高級感溢れる外観が特徴。工場の3・4階に生産設備を備えており、ガトーラスクの製造工程を一般公開しています。高品質な製品をいかに安定生産するか工夫し続けてきたガトーフェスタ ハラダ。なんと多い日は1日で100〜150万枚のラスクが生産されているというから驚きです! また、工場横には店舗棟である本館「シャトー・デュ・ボヌール(幸福の館)」が隣接。1つのお菓子にも小さな幸せを感じ、楽しく買い物ができるような“夢の空間”を演出しています。味は言わずもがな、パッケージデザインやディスプレイ、プライスカードの位置や方向に至るまでこだわりぬかれた商品がずらり。見学と合わせてお土産も楽しめる、お菓子好きにとっては至福のスポットです。

群馬名物・ガトーフェスタ ハラダの「グーテ・デ・ロワ」ができるまで

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地元の製粉メーカーと、ガトーラスクのために作り上げた特製粉を使用。速度とタイミングを計り滑らかにミキシングすることで、きめ細やかなパン生地を作ります。

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成形された生地は、焼き上がりの質に大きく影響する“発酵”の工程へ。温度・湿度・時間が自動コントロールされ、寸分の狂い無く発酵を進められます。

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日本で初導入されたシューベルト社製ロボットが、形状や大きさなどを瞬時に判断。合格品だけをアームで拾い上げて重ねていき、最後に包装すれば完成です。

コースは完全分離式で気軽に見学できます

工場見学では、ガトーラスクの元となるフランスパンの生地が作られるところから、包装されるまでの一連の製造工程を見学することができます。受付は月〜土曜日の午前10時〜午後5時(最終受付は午後4時40分)まで行っており、特に事前の予約等は必要ありません。(20名以上またはバスで来館の際は要予約)。持ち物や服装も特に準備は必要ないので、思い立ったときすぐに行くことができます。ただし、同建物内にあるホールが貸切の際など、一部見学ができない日もありますので、事前に確認してから行くのがオススメです。
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見学コースはガラス越しに生産工程を見る作りなので、ヒールやサンダルでもOK。服装を選ばないので、気軽に立ち寄れます。

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コースからは見えにくい細かな部分は、モニターで解説してくれるので、全工程を余すことなく見学することができますよ。

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大きな写真を使ったパネルでの工程説明もあります。ガトーラスク製造の大まかな流れが、一目でわかるような工夫が!

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サブレやクグロフなど、焼き菓子にも力を入れているガトーフェスタ ハラダ。こちらのモニターで製造工程を紹介しています。

見学でしか食べられない! 「グーテ・デ・ロワ ブリュレ」をお試しあれ!

見学コースの途中で、オーブンに入れる直前の「グーテ・デ・ロワ」に粉砂糖をまぶし、バーナーであぶりキャラメリゼした「グーテ・デ・ロワ ブリュレ」をいただくことができます。専用カウンターでスタッフの方が作ってくれるので、正真正銘ここでしか食べられない限定品です。これを目当てに来館する方も多いのだとか。たくさん食べたくなってしまう美味しさですが、皆さんが召し上がれるよう、お一人様1つの提供となっておりますのでご了承ください。
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「グーテ・デ・ロワ ブリュレ」は、専用カウンターで提供。近くに椅子も設置されているので、製造工程を学んだ後にゆっくりいただけます。

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オーダーが入ってから粉砂糖をまぶし、バーナーで焼き付けます。できたては温かくもちもちで、ガトーラスクとの食感のギャップも楽しめます。

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無料のドリンクコーナーがあるのも嬉しいポイント。ブリュレと共にコーヒーや紅茶をいただけば、ちょっとしたティーブレイクタイムに。

ガトーフェスタ ハラダでは、さまざまな洋菓子を生産しています

ガトーフェスタ ハラダといえばガトーラスクを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、ほかにもたくさんの洋菓子を展開しています。グーテ・デ・ロワにコーティングされているチョコレートの美味しさをそのまま味わえる「ショコラ・デ・ロワ」シリーズや、パティスリーとして持ち得る技術を集結させて作り上げたという洋風カステラ「リアン」など、同社にしかできない“オンリーワン”の製品ばかり。季節限定や地域限定の商品も多く、1年を通してお菓子を楽しむことができますよ。
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6月より販売開始の「グーテ・デ・ロワ・フロマージュ」。3種類のチーズをフランスパンに練り込み焼き上げています。

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見た目も可愛い「グーテ・デ・プリンセス」は、良質な小麦粉とたっぷりのバターを使用。心地よい食感とリッチな風味が広がります。

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「ティーゼリー アロマ」は、厳選された紅茶葉に、特殊製法でカカオの香りを閉じ込めた、言わば“食べる紅茶”。これからの季節にもピッタリの一品です。

おみやげは本館「シャトー・デュ・ボヌール」の限定商品がオススメ!

工場見学のあとは、「シャトー・デュ・ボヌール」へ。「幸福の館」という意味の通り、訪れた人々に幸せを運んでくれるような空間となっています。ガトーラスクをはじめとする焼き菓子はもちろんのこと、ぜひお試しいただきたいのが、通信販売と3店舗限定で販売している冷凍ケーキ「グリーン・スリーブス」。オシャレな四角形のケーキは、切り分けたり持ち運んだりするのにとっても便利。「チョコレートケーキ」や「フランボワーズ」などの定番商品は1年を通して販売していますが、季節限定商品も数多くあります。冬季限定商品は、5月下旬までの販売なのでお早めに!
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建物外観を模した箱入りのお菓子の詰め合わせ「ボヌールセレクション」(税込3780円)は、ここでしか買えません! 豪華な見た目は贈り物にもピッタリ。

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工場直売の3店舗でしか買うことのできない、ラスクの元になっているフランスパン(税込281円)。平日のみの販売となっておりますのでご注意ください。

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群馬県限定「グーテ・デ・レーヌ」は、ガトーラスクでレーズンクリームをサンドした上品な味わい。サクサクのガトーラスクとやわらかなクリームの相性は抜群です!

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ケーキはハーフサイズも選べます。冷凍なので、遠方への贈り物としても人気です。数字キャンドルの販売もあるので、バースデーケーキにもオススメ。

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オリジナルバックは、白と黒の2種類。サイズも大小あり、用途によって選べます。黒色には「GUNMA」の文字入りなので、来館の記念品にもなりますね。

●本社工場1階の「エスポワール ホール」ではコンサートなどを随時開催!

ガトーフェスタ ハラダでは、社会貢献の一貫として、また地域社会の芸術文化振興のための「メセナ活動」を行っています。“メセナ”というのは、芸術文化支援を意味するフランス語です。本社工場1階に設置された、多目的ホール「エスポワールホール」や「メイン・ロビー」では、これまでにない「お菓子と文化の融合」を目指し、地元の人々が気軽に訪れることができるよう、様々な展覧会や音楽会が開かれています。興味のある方は、ぜひ一度お越しください。

スポット情報

所在地: 群馬県高崎市新町1207
見学予約・問い合わせ電話: 0120-060-137(月〜金10:00〜17:00)
※20名以上またはバスでの来館時は要予約、個人(19名以下)は予約不要
※予約申し込みは3か月前の1日より受付開始
休館日: 日曜、1月1日
開館日: 月曜〜土曜(祝日含む)
見学時間: 10:00〜17:00(入場は16:40まで)
※12:00〜13:00、および16:00以降は一部ラインが稼働していない場合あり
入館料: 無料
駐車場: あり
公式サイト: http://www.gateaufesta-harada.com/