クルマdeぐるり関東

ガンダムベース東京

 
メインPhoto

どんなところ?

'79年のTVアニメ『機動戦士ガンダム』放映以来、日本のトップコンテンツとして君臨してきた『機動戦士ガンダム』シリーズ。数あるガンダムシリーズの関連商品の中でも、“ガンプラ”は子供から大人まで、幅広い年代のファンを魅了し続けてきました。今回はそんなガンプラをテーマにした、東京・お台場にあるガンプラ総合施設『ガンダムベース東京』をご紹介します。
施設内は、約2000種類の商品と1500種類の展示品が並ぶ「SHOP ZONE」、世界チャンプをはじめトップクリエイターの制作した作品を展示する「BUILDERS ZONE」、ガンプラの製造機械や工程を学べる「FACTORY ZONE」、そして様々なイベントの開催時に使用される「EVENT ZONE」の4つのエリアに分かれ、“買って、作って、見て、楽しめる”作りになっています。
最近の『ガンダム』に夢中になったお子様はもちろん、'80年代に発売された“旧キット”も展示されていますから、お父さん世代も夢中になってしまうかもしれませんよ!
image

ガンプラの歴史を示すように、施設内の柱に展示される各年代の「ガンダム」。入口に一番近い場所には、'80年に発売された1/144『ガンダム』が。

image

こちらも“ガンプラ”をテーマにした作品ということで『ガンダムビルドファイターズ』のセイ、マオ、レイジの等身大フィギュアがお出迎え。

image

歴代『ガンダム』シリーズの主役機がズラリと並んだコーナーでは、様々な年代のお客様が、自分の思い入れのある作品の前で立ち止まる姿も。

image

土田晃之さんや本郷奏多さんをはじめとする、“ガンプラサポーターズ”の著名人デザインによる様々なカラーリングを施された作品も展示中。

約2000種類の商品から選び放題!?

ここ『ガンダムベース東京』最大の特徴は、約2000種類というガンプラのラインナップ。最新の商品から30年以上前の旧キット、さらに『ガンダムベース東京』でしか販売していない、限定モデルまで、様々なガンプラを取り扱っています。もちろん、その場で購入することができますから、買いすぎには注意してくださいね。なお、店内にはガンプラだけでなく、塗料や工具などの製作道具のほか、グッズも販売しています。

image

こんなに大きなガンプラもズラリと並んでいます。こちらはガンダムベースの限定仕様、1/48サイズのユニコーンガンダム(税込1万1880円)です。

image

ガンプラは放送されたアニメのシリーズや、ガンプラのシリーズごとに分かれて陳列されています。完成見本も展示しているので、それらを見てまわるだけでも楽しめます。

image

ガンダムカラーなどの塗料を使えば、さらに完成度はアップ! お子様にも扱いやすい、お手軽なペンタイプのガンダムマーカーも便利ですよ。

image

こちらは'80年代の最大スケールモデルだった、1/60の旧キット。なかなか買ってもらえなかったお父さんも多いのでは?

image

べアッガイのぬいぐるみに、PC用のパームレストが付いた「PCクッション」(税込6264円)。ガンプラだけでなくグッズも販売しています。

トップクリエイターの作品をじっくり鑑賞

「BUILDERS ZONE」には、『ガンダムベース東京』で購入したガンプラを制作できるスペースや、マイスターによる指導も受けられるペインティングルーム(有料)を設置。さらには、メディアで紹介された最高峰の作品を展示しています。
取材時には「EVENT ZONE」にて、「GUNPLA BUILDERS WORLD CUP 2017」の入賞作品を展示していました。こうした作品を見ていると、自然と創作意欲が沸き上がってきますよ。

image

『ガンダムベース東京』で購入したガンプラを、無料で制作できる「ビルドルーム」。その日の混雑状況にもよりますが、1時間の使用が可能です。

image

「ビルドルーム」では、ニッパーを無料でレンタルできるんです。ただし、小さなお子様が作る際は、保護者の方がカットしてあげてくださいね。

image

こちらの「ペインティングルーム」は300円/30分でエアブラシやコンプレッサー、ニッパーなどが使え、持ち込みのガンプラも制作可能。お得な長時間パック料金もあり。

image

ペインティングルームには“マイスター”と呼ばれる、ガンプラ制作に精通したスタッフが常駐。アドバイスが受けられますから、初心者にもぴったりですよ。

image

「ビルダーズゾーン」のそこかしこには、模型誌で紹介されたトップクリエイターの作品が展示されています。その精密な造形にはびっくり!

image

取材時「イベントゾーン」には、世界大会の作品が展示中。こちらはオープンコースで優勝した、フィリピンのM・メディアヴィロさんの作品。

image

これも世界大会・ジュニアコースの優勝作品。制作したのは日本の中学生(!)畑めいさん。小学生のころからの常連だというのだから驚きです。

ガンプラ製造の裏側も見れる

ガンプラを製造している工場で、実際に使われている工具や機械など、商品としてのガンプラ制作を学ぶことができるのが「ファクトリーゾーン」です。
ここではガンプラ制作に欠かせない金型や、それを作る職人が使う工具など、設計からパッケージングまでの一連の流れを学ぶことができます。いわばガンプラを通して、キャラクタービジネスを学ぶことのできる「ミニ工場見学」のようなエリアになっています。

image

タッチパネル式のモニターを操作して、ガンプラの設計を体験。拡大・縮小や外装の取り外しもタッチで一発!

image

ガンプラの金型を製作している職人さんたちが、実際に使用している工具を展示。ほとんどが自作なのだそうです。

image

この巨大な金属の塊が、“金型”と呼ばれる物です。この中に溶かしたプラスチックが流し込まれ、ガンプラが製造されていきます。

image

こちらも工場で使われている、ガンプラの製造機。 “ペレット”と呼ばれる細かいプラスチック片を入れ、“ランナー”という部品ができ上がります。

image

静岡にあるガンプラ工場のジオラマは、模型をテーマにした施設だけに熱の入った作り。オフィスのパソコンの種類にまでこだわっているとか。

●コラボショップ「STRICT-G」も店内に併設!

『ガンダムベース東京』に併設されているのが、ガンダムと国内有名ブランドのコラボアイテムを取り扱うアパレルブランド「STRICT-G」の東京お台場店。こちらではガンダムに登場するキャラクターや組織をモチーフにしたジャケットやバッグなどのアイテムを購入することができます。

実物大ユニコーンガンダム立像もお見逃しなく!

『ガンダムベース東京』がある、「ダイバーシティ東京 プラザ」といえば、見逃せないのが実物大ユニコーンガンダムの立像です。現在はフェスティバル広場にて展示されているこの立像、1日に何度か変身したり、夜間には映像とのコラボ演出も行われています。またガンダムをテーマにしたカフェ『ガンダムカフェ』もダイバーシティ東京 プラザにありますので、『ガンダムベース東京』に行く際にはぜひお立ち寄りを!

©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・MBS ©創通・サンライズ・テレビ東京
モデル:YUKARI(tfac)

スポット情報

所在地: 東京都江東区青海1-1-10 ダイバーシティ東京 プラザ7F
TEL: 03-6426-0780
休業日: 不定休
営業時間: 10:00〜21:00
入場料: 無料
駐車場: 1400台(ダイバーシティ東京内に駐車場あり)
駐車料金: 500円/60分、以降 250円/30分
公式サイト: https://www.gundam-base.net