埼玉カフェさんぽ

8 jours（エイト ジュール）は、川越にある紅茶のカフェです。ネッツトヨタ埼玉川越店からもほど近く、市役所の近くにあります。お店は階段を上った2階にあるので、あまり目立ってはいませんがこれもオーナーの狙いとのこと。8 jours目当てで訪れていただく、そんなお店にしたいとの思いが込められています。お店には駐車場がありませんが、近隣にコインパーキングがあるのでそちらをご利用ください。
お店自体は下北沢店に続く2号店で、オーナーが自らの地元である川越でイメージに合う立地の物件を探していたところ、現在の店舗と出会いオープンを決めたそうです。下北沢店も紅茶のおいしいカフェとして人気ですが、こちらの川越店では設備の違いもあり、下北沢店とはまた違ったメニューでお客様を迎えています。オリジナルのフレーバーティーを使ったロイヤルミルクティーや、見た目も味も逸品のスイーツで、ゆったりとした時間を過ごせます。

8 joursの目玉は、なんといっても上質な紅茶を使ったドリンクです。オリジナルのフレーバーティーも数多く用意されているので、どれを頼むか迷ってしまいます。取材日にいただいたのは「パリの男の子のミルクティー」（770円）。メロンとバニラの香りのミルクティーをアイスでいただきました。メロンの甘い風味とさわやかな香りが楽しめる一杯です。いままで味わったことのない魅力的な味でした。ぜひ、みなさんにも体験していただきたいです。もちろんストレートティーも用意されていて、フランボワーズとオレンジ、バニラの香りが調和した「パリの思い出」（660円）や、フランボワーズとバニラに"和"を感じさせるさくらを加えた「華の都」（660円）など、紅茶に魅了されているというオーナーが自らの経験と感性で生み出すオリジナルの紅茶が多数用意されています。それぞれにミルクティーも用意されているので、ぜひ楽しんでください。
8 joursのもうひとつの魅力が、おいしいおやつです。現在はシフォンケーキと小さなおやつを盛り合わせにしたもの、パルフェが用意されています。メニュー数こそ少ないですが、いずれもオーナーが腕によりをかけて生み出した自信作。繊細な味わいと見惚れてしまう造形美を堪能できます。2020年6月現在、コロナウイルス感染症拡大防止の対策を行いながら営業を行っているため、ランチメニューはお休みとなっていて、おやつのメニューは予約制です。事前に公式インスタグラムで予約してから来店してください。くわしくは公式ページをご確認ください。

お店は階段を上がった2階にあり、ダークウッドと白壁、かわいらしいブルーの飾り板が印象的な欧州風の内装です。オーナー自らが「ひみつのアトリエ」をテーマに作り上げた店内は、落ち着いた雰囲気と優しい陽の光が差し込む空間。新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策により、席数が減らされ、お客様同士が向き合わないように配慮されたレイアウトになっていて、思い思いに自分だけの時間を過ごせます。店内各所には控えめに小物が配置されていて、すっきりとしたデザインになっているのもうれしいですね。ダークウッドのテーブルやカウンター、チェアも品がよく、居心地のよさにつながっています。ぜひこの魅力的な空間を体感してみてください。